情報科学若手の会・冬の陣に奈良から日帰り参加してきた
同期や先生が,去年に行われた情報科学若手の会が面白かったということを言っていたので,ちょっと行ってみることにしたのだった
会場に入ったのだが,会場の構造がよくわからず他の参加者の方と,これはどこに待てば良いのだろうと地図を眺めながら待機していた.
時間になりオフィスの鍵が開き,入る.
ここで失敗したなぁと思ったのが,飲み物を持ってくればよかったということ.プレゼン中,のどが渇いてやばかったのだけれど,水とか自販機が会場の中になかったので,買いに出ることができなかった.
都会では水を持って歩かないといけないのかと思ったりした.
人が集まり始めたが,開始時間で約半分くらいの人数というアナウンス.前の方に座っていたので,あまり周りは見渡さなかったが......
@takuho_kayさんの開催の報告.これはどういうモチベーションで今日の会があったかという報告だった.途中にクイズがあったので,手を上げて答えた.
@yumu19さんの発表.宇宙の話.弾道計算,WWW.良い感じで自分の知識とリンクしてよかった.この発表にかぎらず皆さん専門外の方に話そうとしてらっしゃる様子が伝わってくる.大学の専門の講義の1回目の内容に近い分かりやすさと心躍りやすさが有ると思う.
@daaaaaaiさん,どこかでお会いしたことが,と思っていたら先日京都でお会いしていたのだった.フォローしていなかったのですかさずフォロー.
ゲーム理論 知ってる(どのレベル??????????????????????????) #wakate2013w
— Teenstさん (@teenst) 2013年1月26日
ゲーム理論知ってますか?という質問,どのレベルの「知っている」かわからなくて挙手を求められたが挙手できなかった.
オークションの話などがあったと思う.
@sumi_1554さんの女帝さんと土下座した話を聞いた.
コンパイラ最適化のお話.情報系なのだが,コンパイラ周りの話は全く知らないと言っても過言ではないので,面白いなぁと思いながら聞いていた.
ただ,既存のその領域の問題点がどこにあるのかという知識がないため,その辺の話を知っていればもっと納得できたかもしれない.
@sinya8282さんの「正規」の話.本会のベストプレゼンテーションかもしれない.話のうまさと力強さが印象に残った.
@hatoneさんのことをかなり前からフォローしていたので,お会いできてよかった.内容も大学では聞けないような話だったので面白かった.広告周りは最近気になっている分野なので,すごく広大な分野だなぁと思ってしまった.カオスマップ,知らなかった.
休憩.誰にも話しかけず黙々とTwitterをする(疲れてた).
@kumagiさんの話,科学と工学の違いの話からアルゴリズムの話に. うちの分野では同様の話を,会社と大学の違い,みたいな枠組みで比較することが多くあるかなぁ.僕は自分のことを一応工学の人間だと思ってるけど,情報科学と無縁とは全く思ってないし......
アルゴリズムの話については他のブログを参照しましょう.
@07c00さんの話.マルってなんだろうって思ったらマルウェアの話でした.こちらもネットワーク同様,基礎知識がなく大学ではあまり聞ける話ではないので,面白かったなぁ.
機械学習を機会学習と書いているのに,誰も何も言わなかったので優しさを感じた.(IRCでは突っ込まれていたけど)
集合知を使って.というのは言うのは簡単だけど実際にどういうふうにすればいいのかというのはちょっと考えようだなぁと思いました.
@yuyarinさんのネットワークの話.某氏が彼はすごいネットワークの人になってる,みたいな話を言っていたのでお会いできてよかった.
確かに,なんというか規模の違う何かを操ってるという印象.懇親会でも質問やお話ができてよかった
@shun0102さんのアクセス解析の話.
「リアルタイムにアクセス解析ができて何が嬉しいんですか」という質問があったが,それに対して上手く答えられてないところはちょっとよくなかったかも(そこが着目点だし肝なのに!!!).ツールの話などは身近だったので,なるほどな.という感じ.
休憩.今度はいろいろと話しに行く.
@kyoro353さんのネットストーカー(マーケティング?)の話.
今回の内容としてベストの発表だったと思う.やっぱり自分たちがどうしましたかという話が面白い.
あるサービスを実際にどういうふうにスケールさせていったかという話.
AdWordsは広告ツールではない。ニーズという社会のビッグデータにクエリを打つWebインタフェースである。 #wakate2013w
— ブラウン管 (@Scinfinity) January 26, 2013
@yamashitamさんの「ネットストーカーから逃れるために」
これはオフレコなので内容は書かないけど(その必要性については再考の余地があると思っている),女帝さんがストーカーにあってるわけではなかったのでよかったです.
@asanon_sさんから「情報科学 若手の会2013の開催について」
本会,東京近郊の人たちの掘り起こしという意味では,成功だったと思う.衛星的なイベントはまたやればいいと思う.
とですきんぐさんにご挨拶.ご挨拶できてよかった.
懇親会.
関連ランキング:ダイニングバー | 神保町駅、小川町駅、新御茶ノ水駅
料理,美味しかったので良かったと思う.
「夜のLTが本番です」ということをしきりに感じの方が仰っていて,ホントかなぁと思っていたけれど,確かに宴会の話がLTがよかった.
懇親会中もお会いしたかった人たちにお話をするという感じでかなりよかったが,落ち着いて話せなかったところはあったと思う.
奈良から来ましたということで話を繋げていったけれど,*1今回は1回目なので今後ここで得たおもしろ体験を次に繋げて行きたいなぁとおもいます.*2
初めましての人がほとんどだったと思うし,就職活動中なのでそういう話になった人が多かったのは申し訳なかったけれど,いろいろとお話ができてよかった.
関連して,いくつかの発表では「うちの業界に入ってください,人材足りてません」という話しを聞いた.意外と人材は少ないというのはわからなくもないが,なぜ足りないのだろう.給与的な問題なのだろうか.
LTの,仕事と専門性のギャップの話とかはしんどさのある話だった.
関係ない仕事がほとんどというのはよく社会人の方から聞くのだけれど,まったく関係なくてそのせいで楽しめないというのは結構不幸に近いと思っている.*3
生存戦略,悩ましいなぁ....ただこういう会が好きということは自ずと業界は絞られる気もするなぁ.
女帝さんと初めてお会いしたのだけれど,女性だと思われていた.
確かに僕は研究室唯一の日本人女子学生として女子力を高める活動を行なっているけれど,その話をしたら「???」という顔をされた.当たり前だ.
女帝さんの印象の話をしたけれど,もっと「肉食系」みたいな人だと思っていたのでおしとやかな感じがして驚きましたね.
最後に,発表者の方々,幹事の方々,そして参加者の方々お疲れ様でした.またお話しましょう.
また,僕は学生なので懇親会は学生料金で払いました.社会人の方々&スポンサーの方々ごちそうさまでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Web日記今昔物語
紙の日記には当然のように書かれているはずだが,
Webの日記ではあまり書かれていない情報として,
他者の情報があるのではないかという話をいずれ書きたいと思う.
#拡散お願いします 日本語
このエントリーは 拡散お願いしますアドベントカレンダー2012 #拡散お願いします の7日目です.前日の記事は以下.
体調について #拡散お願いします - this A moment
皆さんごきげんよう.@teenstです.
日本語の特徴
タモリの芸に,「外国人が◯◯をしたら」というものがあります.
Youtubeといった動画サイトで,「密室芸」や「四ヶ国語麻雀」といったクエリで検索することによって見ることができると思います.
彼は各言語の発音の特徴を大げさなほど強調したり,その言語由来の単語を含ませることによって形態模写を行なっています.
彼の行なう形態模写を見た時「なるほどうまく特徴を捉えている」と感銘を受けたのですが,
それでは日本語はどのように聞こえるのだろうという疑問を持ちました.
そこで,非日本語ネイティブに日本語はどのような特徴があるのかという話を聞いたので,共有いたします.
日本語の特徴として一番気になるのは「ねー」という単語だそうです.
日本人は「えっとねー」など会話の合間に入るフィラーでも使うことがありますし,
確認や同意の意味で「約束したよね」「ねー」という使い方もする.
「ね」を使うのは女性が多い,という話をしました.
語尾の発音の上げ下げで意味が変わるというのも面白い,と言っていました.
お笑いコンビのバナナマンの日村さんのモノマネ,
「子供の頃の貴乃花」も似ているかどうかはさておき「あのねー」から始まっていますね.
言葉や人の特徴は,会話の内容よりも感嘆詞のようなところに現れるのかも知れません.
他にも感嘆詞を挙げていたはずですが,私が忘れてしまったので1点のみのご紹介となります.
日本語はどちらかというとゆっくりした言葉だ,と言っていたのが印象的で,
確かに日英バイリンガルの同期の日本語はわりとゆっくりなのに,英語で会話をするとスピードが早いということに驚いたことを思い出しました.
これは外国語にかぎらず,日本語の方言にも同様のことが言えるのではないかなと最近は考えています.
学校で会社で,違う出身の方と地元の言葉の話をしてみるのも良いかもしれませんね.
お誕生日情報
@hitode909さんの誕生日は,12/24です.
彼のAmazonほしいものリストは以下になっております.
Amazon.co.jp: hitode909: ください
今年は何をあげようかと最近は考えています.
学校で会社で,@hitode909さんのお誕生日プレゼントの話をしてみるのも良いかもしれませんね.
拡散お願いしますアドベントカレンダー2012 #拡散お願いします ,本日の担当は@teenstでした,
明日は8日目.@side_tanaさんです.
#拡散お願いします 自宅プロジェクターのすすめ - 大海を知らず
それではよろしくお願いします.
日記を書こう,どんどん書こう
アホか.しっかりするんだ.
「こうしちゃおれん」と思ったので,記事を書く.
研究室の10年以上前の構成員の日記を読む機会があったのだが,当時の記事を見ることによって,当時の雰囲気や研究や技術の主流,交友関係を知ることができて良かった.
今の僕の研究のモチベーションに関して書くと,かつての構成員のアウトプットと自分のそれを比較して劣っていると感じているからというのも1つ有ると思う.それはWeb日記がなければ知ることはできなかっただろう.
そういえば,助教やメンターが日記を記事を書いていたから救われたということも以前書いたと思う.
僕がいたるところに稚拙な「日記のようなもの」をばらまいているのは,自分のためというのもあるが,もしかしたらそれをみて何か思ってくれる人のためという認識もある.
自分たちが歴史を作るんだという気概を持ちたい.
僕は他人のかつての日記を読んで,勇気づけられることがあるから,日記を書き続けるんだと思う.
たまたま書いたことが他の人のなにかの役に立つことがあるだろうから,書き続けるんだと思う.
ただし社会人についてはまた別問題だと感じているところもあるので知らん.
NDAなんて大学入ってから片手ほどしか署名したことないので,その辺はよくわからん。上手くやるんだ.
アウトプット(=日記)で書く内容について非難されることはあったとしても,アウトプット自体は咎められるべきではないし,それを推進しないような雰囲気は滅んで欲しいと思う.
最近僕は思うところがあって,Twitterを以前よりも徐々に見ないようにしているのだが,それでも日記があるから繋がりに関してはなんとかなると思ってるんだ.
ブログシステムを作る側の人間がそんなことでは,困るではないか.影響された僕は一体どうすればいいのだ.
はてなブログ
はてなブログ1周年! ありがとうキャンペーンを開始します - はてなブログ開発ブログ
はてなスターは「いいな!」をいくらでも表すことができるという表記に感動です.
はてなブログ,1つは「id:teensの日記」から引き継いだもので,もう一つがここ.
最近は技術系のネタをどこかに書きたいのだけれど,もはや「id:teensの日記」は技術系のネタを書くところではない気すらする.
もう一つ作るのはそれはそれで,という感じだが.
はてなブログ1周年おめでとう! id:hatenablog
言語と環境
結論: うちの研究室はいろんな言語使いがいるから多様性があって良い
本文: 京都のえぬえるぴーな研究室の中の人が,webに,研究室の脱Perl化が一向に進まないというということを書いていた.書かれてから数年経っているし,Perlのシェアなどを考えると今は脱出できたのかもしれない.
思えば研究室というのは,同じ言語使い集まりやすく,また醸造されやすいと思っている.
大学入学と同時に,全員がカリキュラムにそって同じ言語を書くのだから仕方がない.
また,ボスが使っている言語だったり,先輩が使っている言語が残りやすいみたいなのも有ると思う.
研究室の遺産と呼ばれるものは往々にして,そのカリキュラムや歴史を元に,同じ言語で残ってしまうものだと思う.
この辺はサンプル数が少ないが,以前の大学の研究室の話やかつての同期の研究室の話を思い出すとそんな感じだと思う.
残念な事実として,多くの情報系学生は新しい言語を習得しない.
うちの大学は,大学院大学だから学部教育のカリキュラムは人それぞれで,機械とか電気出身の同期は化石と評される言語を使ってたみたいな話をしていた.
たぶん,僕の研究室に限って言えば半分くらいは,正規のプログラミング教育を受けていないと思う*1.
言語の分布もそこそこ多様性があって,よい.
深く書きたいけど書き捨てなのでこのへんで留めておく.
あと,なんか同期の1/4は文系出身とかそういう感じだけど,実際下手な情報系出身の学生よりも書いてる量が違うと思うので,一年前の俺にその事実を教えてあげたかった.
*1:それでも僕よりも書ける