若者とのカラオケ体験

若者とカラオケに行く機会があった.
数時間のことなので,ある程度誰が何を歌ったかということはまだ頭の中にある.

自分自身,知らない曲を歌う会だと思っていて,好き勝手に90年代の曲を入れて,
「古すぎるだろ」や「誰の曲?」と言われながらも,そういう各々が満足する会だと思っていた.


たまたま先ほど,なんと歌っているかわからない歌詞がある歌のことを思い出したので,
歌詞を掲載しているサイトを眺めていた.
そのサイトのサイドカラムには,最近閲覧されている曲ランキングというものがあって,
その上位には,先日一緒に行った人たちが歌っていた(が,僕自身が知らなかった)曲が数曲表示されていた.

自分自身全く流行に疎いわけではないと思っていたが,
その曲自体は全く知らなかったため,「古い曲なのだろうな」や「マイナーな曲なのだろうな」と思っていたのだが,
実際注目されているらしく,事実ウェブでの検索も上位であることがわかった.

自分自身の勘違いを恥じて,また自分だけが周りの知らない歌を歌っていたと思うと,
あぁこうやって空気の読めない人間が醸造されていくのだなぁと思い,つらい気持ちになっている.